2学期始業式
2026.09.01

91日(火)、2学期始業式が行われました。

五百蔵校長は中学生に対して次のように述べました。
 「充実した夏休みでしたか。自分で計画を立てて挑戦することができましたか。私は大河ドラマの放送が決まったジョン万次郎に関連する本を読みました。ジョン万次郎は14歳で遭難、アメリカの捕鯨船に保護されてホノルルに滞在しました。その後、一緒に遭難した仲間はホノルルに残りましたが、万次郎はひとりアメリカ本土へ移り、英語・測量・造船技術などを学びました。日本に帰国後は学んだ知識や技術を活かして活躍しました。皆さんに伝えたいのは、彼が仲間と別れて1人だけアメリカ本土へ渡るという意思決定を15歳のときにしたということです。世界を見てみたいという好奇心からの、大きなチャレンジではないでしょうか。自分が何に興味をもっているのか、自分は何を知りたいのか、ぜひ考えてほしいと思います。自らの好奇心をみつめ、深めてください。それが自学自習につながります。2学期も頑張りましょう。」
 そして高校生には『僕には鳥の言葉がわかる』という本を紹介し、シジュウカラの研究を心から楽しんでいる著者の姿が印象に残ったと述べました。そのうえで「2学期は勉強面で“選択”の時期ですね。各学年、文理選択・科目選択・受験校の選択が迫っています。だからこそ、自分はどんな職業に就きたいのか、どんなことをして世の中の役に立ちたいのか、心から楽しめることは何か、じっくり考えてみましょう。自分を知ることから始まります。」と語りかけました。

 続いて沖生徒部長は「夏休み、いつもと違う経験ができたでしょうか。私は初めてラフティングを楽しみました。ボートに乗るときに初対面の人たちと一緒になって、初めは緊張しましたが、とても楽しい思い出になりました。初対面ではあったけれども、同じボートに乗ったひとりひとりに全力で楽しもうという気持ちがあったことが、皆の楽しい時間をつくりあげたのだと感じました。」と振り返りました。
 そのうえで「土佐での皆さんの学校生活も、同じではないでしょうか。授業や部活、行事など誰かが楽しませてくれるのを待つのではなくて、ぜひ自分から楽しもう、充実させようとしてみてください。そこにいる人全員が、その場の雰囲気をつくりだしています。楽しくない、おもしろくないという気持ちを誰かのせいにせず、まずは自分からその場を楽しもうとしてほしいです。2学期は運動会がありますが、ものすごく楽しみにしている人もいれば、少し不安に感じている人もいるでしょう。学校では、得意や不得意、好き嫌いがそれぞれ異なる皆が、一緒に様々なことに取り組まなければなりません。目の前のことに積極的になれない人が近くにいたら、一緒にやろうよとぜひ声をかけてください。その人も巻き込んで一緒に楽しもうとするような集団であってほしい、そういう人であってほしいと思います。充実した2学期にしてください。」と話しました。

最後に山田進路部長は「高1生は文理選択が近づいています。目標に見合った、努力する姿勢を身につけてください。きちんと復習ができる力、面倒なことに対峙できる力が必要です。修学旅行での様々な出会いをしっかり受け止められるような準備をしてください。高2生は受験一年前、いよいよ受験生です。しっかり心をひきしめてください。これまでの一年間の成長を振り返り、一年後に志望大学に合格できるかよく考えてください。英数国など積み重ねの科目は成果が出るまでに時間がかかります。そして年内受験を想定している人は志望する研究分野の本を読んでスクラップを作るなど準備を進めましょう。高3生はすでによく頑張っています。ヤグラと応援団をうまい具合に息抜きにして、しっかり努力を続けましょう。」と学年ごとに激励しました。
 そして「今学んでいることは、将来の決定打にはならないかもしれないけれど、何らかの形で皆さんの身になるでしょう。実りの多い2学期にしてください。」と締めくくりました。

 明日は全校実力試験、明後日からは通常授業が始まります。