対面式・始業式
2023.04.10

410日(月)、2023年度対面式・1学期始業式が行われました。

 対面式とは、中学・高校それぞれの新1年生と在校生が初めて顔を合わせ互いに挨拶を交わす式です。中学新入生代表の吉田有希さんは「世界がコロナ以前の日常を取り戻しはじめた中、私たちの中学生活が始まった。社会の一員としての責任をしっかり持ち、勉学に学校行事に、一所懸命励んでいきたい。織田信長の格言に「理念をもち信念に生きろ」とある。試練にあたっても抜け出したときのイメージを持ち、ぶつかっていく。土佐100年の伝統に恥じぬよう頑張るので、諸先輩方にはご指導をお願いしたい」と挨拶しました。在校生代表の下元晶季斗さんは「期待と不安の混じった新学期だと思うが、心配しないで大丈夫。周りを見ると、同じ中1生、そして先輩や先生方がたくさんいる。みんなに助けてもらえばよい。土佐は1クラス50人、価値観や意見の違う人がたくさんいる。否定ではなく受け入れ認め合いながら生活できるのが魅力だ。」と応え、温かい言葉で新入生を歓迎しました。

 高校対面式では、新入生代表の黒石遼空さんが「より高いレベルでの文武両道を実践し、土佐高の一員として新しい歴史を紡いでいきたい」と、高校生活の開始にあたって力強い決意を述べました。続いて在校生代表の竹村昇悟さんが大谷翔平選手の『憧れるのはやめましょう。憧れてしまったら超えられない。』との言葉を引用し、「土佐に憧れて入学した人が多いと思うが、憧れのままで終わらせることなく、これからは共に新しい土佐を築いていきましょう。」と応え、新しい仲間を頼もしく歓迎しました。

 続いて始業式が行われ、M田校長は「春休みの学校は部活動の熱気がすごかった。今はこれに勉学への熱気の加わった新学期が始まるな、と感じている。今年度も学問・礼節・スポーツを柱に、教職員一同生徒の皆さんとともに頑張っていきたい。そして今日は1つだけ、『あいさつ』について。声を出してはいけない生活から、いきなり大声であいさつをと言われても困ると思うが、やはり『あいさつ』は活気ある学校につながると思う。少しずつ、挑戦していってほしい。皆さんが文武両道を目指してしっかり成長してくれることを期待する。」と述べました。

あわせて新任紹介もあり、今年度着任した伊勢本陸先生(数学)・金田将賢先生(社会)・福之上嘉刀先生(理科)・山下知輝先生(社会)・國吉美帆先生(保健体育)の紹介がありました。

その後、沖生徒部長・藤岡進路部長の挨拶が続きました。沖先生は「命の大切さ」を、藤岡先生は「感性」を中心に述べ、生徒達の生活面・学業面を応援する温かい内容でした。