とよさと軽音楽甲子園
2022.12.08

 1113日に,滋賀県で開催された「とよさと軽音楽甲子園」の決勝大会で,土佐高校2年の3人組バンド「Volume」(ギター&ボーカルの藍原藍那,ベースの谷口榛,ドラムの野村慎之介)が,4位相当の豊郷町長賞を受賞しました。全国の高校バンドが優勝:文部科学大臣賞を目指す大会です。コロナ禍の影響で3年ぶりの今回が10回目の開催となる歴史ある大会です。第8回の大会優勝バンドは土佐高校95回生「ど根性ガールwith B」。「Volume」のメンバーも先輩に憧れ,この大会を目標の一つにして,オリジナル曲の作詞作曲編曲,そして日々の演奏練習を積み重ねてきました。今大会は全国の80組を越えるバンドが応募し,審査を突破した9組の一つとして決勝大会のステージに立つことができました。

 決勝で演奏したオリジナル曲「青に彩(アオニサイ)」とコピー曲「天国と地獄:UNION SQUARE GARDEN」は彼等が最も好きな2曲。決勝のステージでは,一気に疾走するリズムで観客の心をつかみ,年配の方々や子供たちも体を揺らせて手を打ってくれました。

 受賞では,目標としていた優勝には手は届かず,悔しさもありますが,上位入賞のバンドはいずれも,曲作り・演奏力・パフォーマンスも肩を並べていました。この結果から,自信とともに高い目標へのモチベーションを得ました。新型コロナ禍の中,工夫を凝らし大会開催をして下さった豊郷商工会を初めとする皆さま。あたたかいサポートをして下さった保護者の皆様,本校教職員の方々,他校の軽音楽部の顧問の先生方,スタジオの方々,軽音楽部員の皆さん,ありがとうございました。

 Volume」同様に,高知県は高校生の軽音楽のレベルが非常に高い県です。高校生の軽音楽の演奏が見られるイベントに,足を運んでいただけるとありがたいです。

(高知新聞 R4 12/5(月)の朝刊の「こうちワイド」での記事にも紹介されました。)

 (文・画像 顧問:小笠原豊)