ICT活用委員 募集(高1)
2022.04.14

 新高1のみなさんには、1人につき1台のクロムブックが貸与されます。今後、いくつかの授業においては Google Workspace For Education というプラットフォーム上で調査・資料閲覧はもちろん、グループワーク、小テスト、プリント配布、課題提出等が行われることとなります(一部の科目です、念のため)。

 いわゆる学習のデジタル化が推進されるわけです。この変化について、懐疑的な研究結果を目にすることもあります。しかし私(山本)は、やるからには主任団としてしっかり取り組むべきだと考えています。腰が引けた取り組みでは、内容も中途半端に終わり、成果を検証することすら出来ないからです。

 さてこの「紙媒体→デジタル」という移行について、単に「器が変わっただけ」という認識ではまずいと私は考えます。従来の教師→生徒の一方向型の授業から、相互にやり取りして組み立てる双方向型への授業へと転換する、という意味合いもあるのではないでしょうか。コロナ対応のように遠距離でやり取りすることもあるでしょうが、基本的にはデジタルツールによって、同じ教室にいる状況であってもさらにコミュニケーションが活性化するようでなくてはならないと思います。 

 その意味では、生徒のみなさんからの活発な働きかけがほしい。そこで、「ICT活用委員」を募集したいと思います。この委員会を設立する趣旨は以下の通りです。

1.ICT活用の面から学校生活と学習の両面における活性化を目指す。

2.「自主・自立」という土佐の伝統に新たな歴史を刻み、未来の世代へとつなげられるようなICTに関わるマナーやメソッドを構築する。

 上記の趣旨に賛同し、活発に動けるのが応募の条件です。経験不問。人数が多い場合、締め切ることもあります。担当は山本と鎌倉です。希望者は申し出てください。

 当面の仕事内容は、以下のようなものを予定しています。

@     100回生HPの設立と運営

A     仕事における有効なデジタルツールの導入

B     各教科における有効なICT活用法の提案

C     クロムブック管理のルール作成とその維持

D     学生にとって分かりやすいマニュアルの作成

ここに挙げたのは、あくまでも一例です。これ以外にもみなさんからの有意義な提案があれば、採用したいと思っています。念のために言っておくと、管理権限は教員にありますので、生徒の提案が無制限に認められるわけではありません。また、オンライン上の行動履歴はすべて残り、管理権限のある者がチェック可能です。公明正大な行動ができなかったり、他者を傷つけたりする人は(委員を)辞めてもらいます。

何にせよ、土佐の長い歴史において、11台のパソコンを手にするのは、みなさんの代が最初です。ただ受け身のままに利用するのでなく、自ら動いて歴史を作ってみませんか?

 

100回生 学年通信(高1

Brilliant Mistakes(ぶりリアント・みすテイクス)2022.4.8 第1号 より