中学入学式
2022.04.08

暖かな日差しに葉桜の萌え始めた4月8日(金)、2022年度土佐中学校入学式が行われました。今年度は254名が新入生として新たな一歩を踏み出しました。

小村校長は式辞で、「学問を重んじ、礼節を尊び、スポーツを愛する」という土佐の教育理念を示しました。「学問を重んずる」とは、真理を追求することで見える学問の本当の姿に気付くこと。「礼節を尊ぶ」とは、常に望ましい行動を心掛け、個性・多様性を認めあいながら豊かに成長すること。「スポーツを愛する」とは、積極的に体を動かしエネルギーある強い体を培うこと。この3つの柱を高いレベルで達成することを目標とした学校生活を送り、それぞれの場を照らす人材に育ってほしい、と歓迎とともに激励の言葉を述べました。

新入生代表の須藤さんは、「世界平和を願い国際的視点で考えられる人になりたい。共に高め協力しあえる仲間を見つけ、感謝と自覚を持ちながら学び続けることで夢に向かって成長していきたい」と中学生活への抱負を力強く語ってくれました。

緊張の中にも新入生の決意や期待の感じられる意義深い式となりました。

【新入生代表 宣誓】

 あたたかな春の訪れと共に、私たち新入生254名は、大きな希望を胸に、この歴史ある土佐中学校の門をくぐりました。
 新型コロナウイルスは未だ収束せず、制限の多い大変な状況の中、このような入学式を執り行って下さった先生方、保護者の皆様、心より感謝申し上げます。
 今、あこがれの制服を身に着け、この場所に立てているのは、私たちを欠かすことなく見守ってくれた家族や、常に支えて下さった方々のおかげです。本当にありがとうございます。



 先日、実業家の前澤友作さんが、日本の民間人として初めて宇宙に滞在したことが話題となりました。人類はついに、生活圏内を地球の外へと広げようとしているのです。このように夢を追い続ける人たちがいる一方で、世界には、夢を持つ余裕もなく、毎日命の危険にさらされ、生きることが精一杯な人たちがたくさんいます。
 2月下旬、ロシア軍が隣国ウクライナへの軍事侵攻を開始しました。戦争に関係のない市民が巻き込まれ、民家が次々と破壊されていき、今も避難を余儀なくされている方がたくさんいます。ロシアと日本は、北方領土問題や宇宙開発などで密接につながっていて、私たちにとっても関係のない話ではありません。
 そのような中で私たちは、誰もが夢を持てるような世界の平和を願い、国際的な視点で課題解決に取り組む力を身につけていくことが責務だと感じます。自分には何ができるのか考え、世界に発信する、そのような人になりたいと考えています。



 これからの中学校生活、さらにはその先の人生で、一人ではどうしようもない、大きな壁にぶつかることは少なくありません。そこで私が考える最も大切なことは、共に信頼し、協力し合える仲間を持つことです。一人では困難なことでも、仲間と協力すれば、多くの壁を越えられます。また、競い合い、切磋琢磨して、互いを高めることもできます。私もこの土佐中学校で、最高の仲間を見つけたいと思っています。


 私たち新入生一同は、周りの方々への感謝の気持ちを忘れずに、土佐中学校の生徒としての誇りと自覚を持って懸命に学び、夢に向かって成長していくことを誓います。

 令和448日  新入生代表 須藤 諒