平成27年5月1日
 
生徒、保護者の皆さまに
 
土佐中・高等学校 
校長 山本 芳夫
 
 
東洋ゴム製免震装置に関わる校舎の安全性の確認につい
 
 
 本校校舎に採用している東洋ゴム製の免震ゴムに規格外の製品が含まれていた問題につきましては、生徒・保護者の皆さまに大変ご心配をおかけしてまいりました。問題発覚後、このことに伴う校舎の地震に対する安全性の再確認を行うよう、東洋ゴム及び設計・施工業者に求めてまいりました。
 その点について、昨日東洋ゴムから正式に本校に対して以下のように調査結果の報告がありました。
 
 規格外の製品は含まれているが、免震装置全体としての免震性能は当初の設計値を確保できており、安全性に問題はなく、最大級の地震(震度6強から7)にも倒壊のおそれはない。
 
 この調査結果は、第三者機関が確認の上、国土交通省の承認を得たものであり、学校としてもこれを受け入れました。校舎の安全性が確認されたことで、生徒・保護者の皆さまにもご安心いただけるものと安堵しております。参考までに、東洋ゴムから提出された文書を裏面に記載しておきます。
 今後は、規格外とされた製品の交換について、その時期や方法を東洋ゴム及び設計・施工業者と協議し、速やかな実施に向けて検討してまいります。
 問題発覚以来、大変ご心配をおかけしてまいりましたが、皆さまには学校の方針にご理解・ご協力をいただきましたこと、心から御礼申し上げます。